【連載】社会を変えるNOSIGNERのデザインvol.1 デザインを暗黙知から形式知へ

Jun 09,2017interview

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Jun09,2017

interview

【連載】社会を変えるNOSIGNERのデザイン vol.1 デザインを暗黙知から形式知へ

文:
TD編集部

プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、空間設計、インスタレーション……。幅広い分野で「ソーシャルイノベーションのためのデザインファーム」を掲げ、縦横無尽に活躍するNOSIGNER、太刀川瑛弼(たちかわ・えいすけ)さん。実は、大のクルマ好きでもあります。
全3回の連載、1回目となる今回は「デザインを形式知に落とし込む」というテーマで話を伺いました。「センス」や「才能」といった「暗黙知」の文脈で扱われがちなデザインですが、「適切に説明できるというのはすごく大事なこと」だと太刀川さんは語っています。ご本人のデザイナーとしての原点から、現代における「デザインの回帰運動」のお話まで深く濃く、お話しいただきました。

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太刀川瑛弼 (たちかわ・えいすけ)

NOSIGNER代表。慶應義塾大学SDM特別招聘准教授。ソーシャルデザインイノベーション(未来に良い変化をもたらすデザイン)を目指し、見えないものをデザインすることを理念に総合的なデザイン戦略を手がける。建築・グラフィック・プロダクト等のデザインへの深い見識を活かした手法は世界的に高く評価されており、グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞(香港)、PENTAWARDSプラチナ賞(食品パッケージ世界最高位/ベルギー)、SDA 最優秀賞、DSA 空間デザイン優秀賞など国内外の主要なデザイン賞にて50以上の受賞を誇る。東日本大震災の40時間後に、災害時に役立つデザインを共有するWIKI「OLIVE」を立ち上げ、災害のオープンデザインを世界に広めた。その仕事が後に東京都が780万部以上を発行した東京防災のアートディレクションに発展する(電通と協働)。また2014年には内閣官房主催「クールジャパンムーブメント推進会議」コンセプトディレクターとして、クールジャパンミッション宣言「世界の課題をクリエイティブに解決する日本」の策定に貢献した。

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